院長の独り言です。
先日、東京往復のJALの機内で、檀ふみさんのナレーションによるクラッシック番組
で、たまたま、この曲を久しぶりに聴くことができました。
今から、35年程前、日曜日昼2時半からの30分間、山本直純さん司会による
『オーケストラがやってきた!』という音楽番組がありました。そのオープニングのテーマ曲に、このヨハン・シュトラウス2世の『常動曲』が、
♪オーケストラがーやってきたー♪オーケストラがーやってきたー♪
という歌詞で歌われ用いられていました。
当時、私は中学生で音楽が大好きで(今も音楽大好きです)、この番組を毎週
食い入るように見ていました。特にオーケストラの楽器の中でチェロが大好きで、その
憧れが募り30代でチェロを購入し、札響の川崎昌子先生に習うようになりました。
それくらい私にとって大きな影響を与えた番組であり、思い出深い曲なのです。
往年の名指揮者カール・ベームが、ウィーン・フィル東京公演の際のアンコールで、この
『常動曲』を演奏し音楽がフェイドアウトしていく中、日本語で「イツマデモー!」と聴衆に
語りかけ、満場の熱烈な大喝采を受けていたことも思い出されました。