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  2010年03月12日
石丸俊春先生の御講演を受講しました!

3月11日(木)午前6:30より第一ホテルにて、


札幌市倫理法人会 第1222回 経営者モーニングセミナー
テーマ「戦後日本歯科医療の歴史とこれからの歯科医療」
講師 医療法人社団アスクトース   
    石丸歯科診療所 理事長
      石丸 俊春 氏

の御講演を受講しました。

・私は昭和49年、36歳の時に開業した。
 現在は、『社会に求められ、認められ、感謝される歯科医院』
 を目指している。
 私は、裕福な家庭で育ったわけではないので、開業当初から、
 『選らばれた患者に選ばれた歯科医』になることは諦め、
 『気楽に来ていただける歯科医院』を目指した。
・M.F.T.(筋機能療法)をライフワークとしている。
・ダンディーフォー(男性四重唱)の一員として、歌とハーモニーを
 愛し、歌手としても活動している。 
 「ダンディーフォーのコンサートは、フルコースディナー付きで10,000円です。
  そのホテルのフルコースディナーは12,000円なので、ダンディーフォーの歌
  が入ると、目減りするのです!」(笑)
・戦後日本における歯科医療の歴史的考察をすると・・・
 1945年 終戦。
 1946年 私、石丸俊春が誕生。
 1955年 砂糖消費量の急激な増加。
     砂糖のリスクに対する知識がなかったため、むし歯が蔓延。
 1965年 経済の高度成長。
     歯科治療の切削機械が、それまでの電気エンジンからタービンに。
 1975年 石油ショック。
     治療から予防の時代へ。
 1985年 高度成長の終焉。
     ファストフード・レトルトフードの普及。
     孤食(子供が一人で食事をするケース)等、食のあり方が問題視される。
     昔は、海外で、日本人・韓国人・中国人の中で日本人の特徴は、メガネとカメラ。
     この頃は、口を開けて金属冠が入っていたら日本人。
     日本の歯科医療保険制度のため、このようなことになった。
 1995年 ソフトフード(やわらかい食べ物)の蔓延。
     食べない・噛まない・飲み込めない等の機能障害の子供が増加。
     スローフ−ドが提唱される。
 2008年 白い歯・インプラントが一般化してくる。
     本当は、自分自身の歯を健康に保ち、自分の歯で噛めるのが一番。

 ★同じ過ちを繰り返してはいけない!
  日本は、独自の歯科医療展望を持つべき時に来ている。
  日本古来の、良き生活習慣を、今こそ、見直すべきである。

・M.F.T.(OroFacial Myofunctional Therapy)とは、筋機能療法。
 日常的保存療法のひとつ。
 食文化の変化・ストレス社会・高齢社会の影響で、起きている機能障害を、
  筋肉を活性化することで改善する手法。
・口が開いていたり、歯並びの悪い子が増えている。
 口呼吸の子は、喉も腫れている。
 昔は、むし歯の子が多かったが、現在は、歯並びの悪い子が多い。
 形態不良の背景には、機能不良がある。
 頬杖・爪かみ・うつ伏せ寝・グチャグチャ音の出る食べ方・ポカンと口を開ける等。
・M.F.T.で短期間に劇的改善が見られた3症例。
 @老人の術後性障害(嚥下・発音・流唾の障害)の方の場合。
  唇を閉じれなかったのが、M.F.T.3か月の訓練で口唇の機能回復。
  御経を読む・噛む・しゃべることも訓練としてとりいれた。
  「これで、そばが食べられる。」という患者さんより、感謝のお言葉を頂く。
 A成人男性の開口障害の方の場合。
  コンピューターの仕事で、噛み締め・頬杖の習癖あり。
  M.F.T.で改善。
 B60代の女性の噛めない・クリック音・暗い表情の方の場合も、
  M.F.T.で見違えるような、シワも二重顎もとれた明るい御顔になった。
・これからの歯科医療は・・・
 虫歯・歯周病の対応は整っている。
 これからは、機能障害の改善の時代に。
 健康な顔・顎は、生活から生まれる。⇒生活改善へ。
 健康な心・食・会話・笑顔の楽しみを支援する歯科医療へ。
 良く噛めるお年寄りは元気。
 歯がなく、噛めないお年寄りには、寝たきりの人多い。
・石丸美鈴先生による石丸歯科M.F.T.ベーシックコースの実演実習
 @ブクブクうがい。
 A口の中の歯ブラシによるマッサージ。
 Bガラガラストップ。
 C「イー」「ウー」。
 D両目つぶり・左右片目つぶり。
 E舌のスポットポジション。
 F舌のホッピング。
・まとめとして・・
 虫歯・歯周病の時代から、機能障害の時代になってきている。
 食生活・社会環境・生活習慣の変化が、機能不良を生み出している。
 噛めない・飲めない・歯並びが悪い等の機能不良。
 今こそ、生活改善が必要。大人がしっかりすることが大事。


石丸俊春先生・石丸美鈴先生御夫妻の温かいhuman-touchなお話と御指導に、
受講者一同、日頃のストレスも忘れて、熱心に聴き入り、感心しきりの御様子でした。
セミナー後の朝食会では、「ダンディーフォーの歌手としても、御講演お願いします!」
という、石丸ファンからの熱烈コールもありました。  
42社45名が受講されました。

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石丸 俊春 先生

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        セミナー後の朝食会での石丸俊春先生・石丸美鈴先生御夫妻

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石丸俊春先生と三澤龍子様(北海道倫理法人会幹事長)

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         御講演を終えられたばかりの石丸俊春先生と、私、黒坂
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  2010年02月20日
院長の矯正治療報告第16弾!
2月18日(木)午後3:15より、院長黒坂は、パーク歯科診療室を受診。
洲崎 眞 先生の御高診・御処置の下、矯正治療をしていただきました。

今回は、バイトターボを低くする咬合調整・口腔内写真撮影・歯石除去、そして
口内炎を惹起しているワイヤー先端部の切除等の処置をしていただきました。

治療中の会話の一端です。
黒坂          「2週間近く、風邪で、のどの痛みが取れないんです。」

パーク歯科診療室  「黒坂先生、扁桃腺はれてるんじゃないですか。
美人スタッフ桐澤さん  私は、ジスロマックで良くなりましたよ。」

洲崎 眞 先生    「返答せん(へントウセン)!」

黒坂           「先生、今のホームランですね!」

私の体調が万全なら、舌小帯切除手術の予定だったのですが、体調不良のため、
延期していただきました。
パーク歯科診療室美人スタッフ桐澤さんは、その準備のために、特別に残業して
頂いたとのこと。今度は、風邪をしっかり治して、伺います。すみませんでした。
パーク歯科診療室を辞した後、真っ直ぐに新川ファミリエ内科を受診したところ、
なんと、マクロライド系抗生剤のジスロマックを処方していただきました。
ドクター桐澤の診立て通りでした。桐澤さん、スゴーイ!
しかし、気管支炎になりかけているようなので、今週末は、自宅療養します。
風邪は万病の元。皆様も、寒さ厳しい折、くれぐれもご自愛ください。

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  2010年02月19日
デューズウォーク 佐藤 桔更 氏の御講演を受講しました!

2月18日(木)午前6:30より第一ホテルにて、

札幌市倫理法人会 第1219回 経営者モーニングセミナー
テーマ「第一印象が変わる姿勢と歩き方」
講師 デューズウォーク
   佐藤 桔更 様

の御講演を受講しました。

・私は、デューク更家に師事した。
・歩くことは、多くの人にとって、単なる移動の手段としてしか、意識されていない。
・私は、173cmの身長がコンプレックスとなり、猫背で姿勢が悪かった。
 しかし、モデルになって、姿勢・歩き方が良くなった。
・でも、モデルは、喋らない仕事。
 姿勢・歩き方の大切さを感じていても、言葉で表現できなかった。
 そんな時に、両手を上に上げて身体をクネクネさせるデューク更家氏と出逢った。
 「歩くことは、健康につながり、筋肉を鍛え、精神状態を健全に保つ。」
 このような、子供からお年寄りまでに伝わるデューク更家氏の表現に感銘を受け、
 弟子入りした。
・歩くことは、単なる移動の手段ではない。
 健康のために、歩く時間を意識して、歩き方に拘ってほしい。
・短時間でも、健康に役立つ効果的な歩き方がある。
 一日一万歩は、人によっては、却って膝・腰を痛めてしまう場合がある。
・肩を落とし、膝が曲がって、よたよたしている人が多い。
 姿勢不良や足を引き摺る歩き方は、イメージダウン。
 「姿勢・歩き方は、第一印象につながる。」
・若い人に姿勢悪い人が多い。
 どの姿勢が正しい姿勢かを、わかっていない。
・心療内科における仕事で感じた鬱病の方の共通点とは・・・・・
 姿勢が悪い、外に出ない、人と会えない、目線を避ける、長年の姿勢の悪さが
 身についている、下を向いている、などなど。
 でも、上を向くように指導すると・・・・
 顔の表情が変わる、いろいろなものが見える、外の空気を吸って歩ける、などの
 心身の良い変化が起こる。
 姿勢⇒目線⇒心と身体の健全化が起こる。
・人間の身体の中には、気の流れがあり、気の流れに沿う動きをすると、
 力が湧き元気が出る。
 肩を後ろから前に回すと、握力が弱くなる。⇒眠りたい時に。
 肩を前から後ろに回すと、握力が強くなる。⇒眼を覚ましたい時に。
・歩く時の4つのポイント
 @腕の振りは後ろに。
  手・腕を後ろに引き、肩甲骨を動かすようにすること。
  腕を前に振ると、姿勢が悪くなる。
 Aかかとからつま先まで。
  かかとからつま先へという順に足の裏をフルに使ったローリング着地。
  ローリング着地で自然に歩幅が広くなる。膝もしっかり伸ばすこと。
 B身体の中心線・中心軸から出ている一本の線上。
  身体の中心軸をイメージした歩き方、一本の線上を歩くように。
  身体の幅より、膝は外に出ないこと。
 C顔を上げて前を見る。
  俯かずに胸を張る。デコルテを開くこと。
・より良い歩き方・姿勢を保つエクササイズとしては・・・
 @肩甲骨周囲の血行をよくするエクササイズ。
 A仙骨を立てるエクササイズ。
 Bインナーマッスルを使うエクササイズ。などなど。
・「歩くことは、単なる移動の手段ではない。
  1日300歩、歩き方を意識すること。
  そうすることで、健康になるのみならず、その人の魅力がアップする。」
などなど。

『姿勢や歩き方を変えるとボディラインが引き締まり、
 美しい身のこなしが身につきます。』という言葉を、まさに体現されている
 スタイル抜群でこぼれる様な美しい笑顔の佐藤桔更氏。
 実技指導では、身体の固さを再認識された受講者も、多かったようです。
 日頃、あまり意識していない姿勢・歩き方が、健康にとって、人生において、
 いかに大切かを学ばせて頂きました。
 40社51名が受講した、熱気溢れるセミナーでした。

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