院長黒坂の独り言です。
昨日、私の妹より、
世界的指揮者の小澤征爾さんに直筆サインをしていただいた、
メモ用紙を受け取りました。
今年の1月1日に東京の某ホテルロビーにて座って談笑されている小澤征爾さんを、
私の妹が、偶然お見かけし、お付きの人に、恐る恐るサインを依頼したところ、
小澤さん御本人が、快諾して下さったとのことです。
妹は、初めは自分の分をサインして頂き、
「私の兄が、小澤さんの熱烈なファンなんです。兄の分もお願いします。」
と申し出たところ、「いいですよ!」と応じて下さったとのことです。
この直後に、小澤征爾さんは、御病気のため、今後半年間のすべての予定をキャンセルされ、
闘病されるとの記者会見をされたのでした。
しっかり療養されて、体調を万全にされての御復帰を、心よりお祈りいたします。
私が生きていく上でのバックボーンとなっている、小澤征爾さんの言葉があります。
映像ドキュメンタリー『OZAWA』のラストシーンで、
当時、ボストン・シンフォニィーの音楽監督をされていた小澤征爾さんが、
若い指揮者に、熱く語りかけている、この言葉です。
" Maestro von Karajan,Maestro Bernstein,
only he can do.
If you want to copy,it’s stupid.
You must create yourself.”
『カラヤンも、バーンスタインも、
彼だから、彼独自のやり方で、やってのけたんだよ。
人真似するなんて、馬鹿げてる。
自分は、自分自身で、創らなければいけない!』