院長黒坂の独り言です。
今、劇団四季で『サウンド・オブ・ミュージック』公演をしていることもあり、
かつて若い時、当時のホテルアルファ札幌地下の三越劇場で30回以上見たことのある
映画『サウンド・オブ・ミュージック』を見たくなり、今、You-tubeで、色々なシーンを見ています。
撮影風景のメイキング映像や映画公開後40周年のトラップファミリー同窓会、
そして、ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマーのインタヴュー等々、貴重な動画を
多数見ることができます。
そして、あらためて、『サウンド・オブ・ミュージック』が、いかに素晴らしい映画だったかを実感
しています。
家族愛、音楽の素晴らしさ、困難に立ち向かう意志を持つことの大切さ等々の
多くのテーマを感じさせるこの映画ですが・・・・・
私は、マリアとトラップ大佐のロマンスが、音楽の土台をしっかり支える通奏低音のように、
この映画にとって、とても重要だと思っています。
エーデルワイスを歌うトラップ大佐を夢見心地で見つめるマリア、
レントラーの素敵なダンスシーン、
サンルーム脇の薄暗がりのベンチで交わされる二人の繊細で微妙な会話等々、
どれもこれも驚異的にロマンティックなシーンだと思います。
私は、これはジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマーという二人の素晴らしい俳優の
名演技のなせる業だと思っていたのですが、もう一つの別の理由があったことを、この二人の
インタビューで初めて知りました。
"Dame Julie Anrews had a crush on C.Plummer.
They remained best frends.
Mr.Plummer had a crush on Dame Julie Andrews,
he said they should have ended up together.
Mr.Plummer remembers how captivating Julie was.
This legendary couple,share a secret history,one we shall never know."
お互いに片思いをしつつ、親友であり続けた二人。まさに、秘するが花、を貫いたのでした。
私は、ますます、この映画が、そして、この二人が、好きになりました。
かつて、見たことのある方は、もう一度、
そして、まだ、見たことのない人も、是非、これから映画『サウンド・オブ・ミュージック』を
御覧になって下さい!
世代を問わず、きっと、前向きな明るい気持ちになれますよ!!!