9月17日(木)午後6:30よりチサンホテルにて開催された、
札幌木鶏クラブ9月例会に参加しました。
今回は、月刊誌『致知』9月号の感想を述べ合いました。
参加者全員から人生の重みを感じる素晴らしいお話を伺うことができ、
大変勉強になりました。
また、登山が御趣味の金澤様からは、前回「私も山歩きが好きです。」とお話ししたのを
覚えていてくださって、数年間に亘り山岳雑誌に掲載された金澤様御自身の、エサオマン
トッタベツ岳をはじめとする登山沢登りで最高難度級の日高沢登りの山行レポートをいた
だきました。
最近、クレーマーが多いのは、淋しい人が多いのではないか。
政権与党1年生の民主党を、国民は性急な結果を求めるのではなく、育てる気持で
成長を見守る姿勢が必要ではないか。
家系図を作る作業を通して祖先を尊敬し感謝する気持ちを育めるのではないか。
等の御意見もありました。
私自身が『致知』」9月号で最も印象に残った一文を引用します。
『安岡正篤 人生心條』(致知出版社)の冒頭にある「萬燈行(まんとうぎょう)」です。
内外の状況を深思しましょう。
このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。
我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。
我々が何とかするほか無いのです。
我々は日本を易(か)えることが出来ます。
暗黒を嘆くより、一燈(いっとう)を点けましょう。
我々はまず我々の周囲の暗(やみ)を照らす一燈になりましょう。
手のとどく限り、至る所に燈明を供えましょう。
一人一燈なれば、萬人萬燈(まんにんまんとう)です。
日本はたちまち明るくなりましょう。
これ我々の萬燈行であります。
互いに真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。